知り合いの公演や、ライヴを観るたびにふと思う。
「何回目だろう?」
もちろん、数が多ければ良いという事ではなくて。
だけど、数が多いほどその過程を思い、嬉しくなってしまう。
もう何度、「旗揚げ公演」を観てきただろう・・。
20代前半は、芝居仲間から届く公演の誘いのチラシの3分の2が「旗揚げ公演」。
「みんな、頑張ってるなぁ!」と思うのですが、同じ仲間から半年後に別のチラシが。
これもまた「旗揚げ公演」。
「みんな、大変なんだなぁ。」に変わってゆく・・。
そういう僕だって客演を含めれば3本くらい「旗揚げ公演」に参加しているのだけれど。
旗を降ろす気で掲げるヤツなんかいません。
誰もが、その掲げた旗を振り続けたいと思うのです。
僕らはここにいるぞ、こんなことをやってるぞ、と振り続けていたいのです。
いろんなことが伝えたくて大きな旗にしたんだけど、
重たすぎて持てなくなったり、誰かが手を離したりして、
その旗はたった一度持ち上がっただけで、人知れず倒れてしまうのです。
それくらい、第2回目以降の「旗振り公演」というのは難しいのです。
だけど、なんとか2回目を振りぬき、やっとの思いで3回目を振りぬいた時に、
ふっと、旗が軽くなったりするものです。
より多くの旗が、振り続けられるよう願います。

